認知症の非薬物療法-学習療法

学習療法

 学習療法は認知症の患者さんでもできるレベルの簡単な勉強(算数のドリルなど)をしてもらうことで脳を活性化することが狙いです。次から次へと問題を解いていくことで、問題を解く喜びや、自分でも何かできるんだという自信にも繋がってきて、脳を活性化するといわれています。

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施設への入所も検討しておくことをオススメします。無料で相談や資料請求~見学予約までできます。条件の良いところは待機者も多いので、目星だけでもつけておくと後々助かるかと思います。

学習療法の医学的な視点

脳

 読んだり、書いたり、計算したりすると、脳の前頭前野が活性化されることが分かっています。特に簡単な計算や読書などにおいて、より活性化するということが最近の研究からはっきりしているそうです。そして、認知症の症状の多くもこの同じ前頭前野が関係しています。読み、書き、計算などで前頭前野を活性化しつつ、達成感や意欲の向上を図ることがこの学習療法の狙いでもあります。

学習療法でやってはいけないこと

 学習療法でやってはいけないことは以下のことです。本人に合う、合わないもありますので、いくつかの点に注意する必要があります。

  • 本人が意欲的でない場合、無理強いしない
  • 1人だけで学習させない(誰かと一緒にすることが望ましい)
  • 解けない問題を出さない(自信喪失に繋がる)
  • 解けなかったとしてもけなさない

学習療法のドリル

 学習療法のドリルはくもんから出版されている脳を鍛える学習療法ドリルがオススメです。読み・書き・計算などの種類と、問題の難しさでA・B・Cとの種類に分けられています。

 Aは『軽めの認知症の方に』と書かれているので、問題のレベルが少し高いのかもしれません。解ける問題を次々に解いてもらうことに意味があるので、進行した認知症の方にはBやCのより簡単な問題を解いてもらうのが一番良いと思います。

 また、計算よりも、読み・書きの方が合うとか、その逆の方もいらっしゃると思います。本人が面白いと感じる方やできる方をさせるのが良いです。

※あくまでも学習療法は前頭前野を活性化して、症状の進行を少しでも遅らせようとする程度のものです。認知症を治癒させたり、元の状態にまで戻るようにすることはできません。また、人によって合う合わないがある療法でもあります。無理強いして計算させたところで何の意味もありません。学習療法の本来の意味や性質を見失わないよう取り入れてください。

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