認知症の非薬物療法-音楽療法

音楽療法

 音楽療法は多くの施設で取り入れられている一般的な非薬物療法と言えますね。自宅であろうと施設であろうと、比較的簡単に導入できるのが最大のメリットで、作業療法やレクレーションなどに組み込まれることもあります。音楽療法士が指導する音楽療法は個人個人の思い出の歌や、好きだった曲を家族などから聞きだして、狙い撃ちをするそうなので面白そうです。実際に一度見てみたいなぁと常々思っています。

 一般に、音楽療法は参加者全員で合唱することや楽器を演奏する(太鼓を叩くだけ)ことでその力を発揮すると言われています。実は音楽には様々な力が秘められているのです。

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音楽療法の狙い

 音楽療法には3つの狙いがあります。その3つの狙いは以下のもので、それぞれ順に紹介していきたいと思います。

◎音楽療法の狙いその1◎
 単純に歌を歌ったり、聞いたり、楽器を叩いたりすることによる外部からの刺激が脳に良い刺激となると考えられています。単純に耳、手、体に感じる振動が刺激にもなりますし、歌い終えた後の満足感や達成感も良い刺激になるといわれています。

◎音楽療法の狙いその2◎
 昔の歌を歌うことで、当時の思い出がよみがえったり、歌詞の内容から何かを想像したりしてそれが脳への刺激になるのです。認知症では、比較的新しい記憶は忘れてしまいますが、昔の記憶はなかなか消えないものなので、懐かしい歌にこそ意味があるのかもしれません。

◎音楽療法の狙いその3◎
 歌を歌ったり、楽器を演奏することで体を使うので、良い疲労感を得ることができます。もちろん、やりすぎは良くないのですが、多少の運動になるくらいであれば、血圧や心拍数も良い感じに上昇し、新陳代謝を活発にするといわれています。

音楽療法でしてはいけないこと

疲れる

 認知症患者は脳の情報処理能力が衰えているため、外部の動きや流れが早すぎると感じているそうです。(ジェットコースターに乗っているような感覚だとよく表現されます)ですので、音楽療法による過度の刺激はストレスとなって疲労してしまいます。本人が疲れない程度で、楽しめる範囲内で導入することが必要です。

※音楽療法は歌を歌ったり、楽器を演奏したりする行動自体から脳の力を活性化したり、家族間のコミュニケーションの手伝いをするものです。無理をしながらするものではありません、疲れたらすぐにやめましょう。また、症状の進行を少しでも遅らせようとする程度のものであって、認知症を治癒させたり、元の状態にまで戻るようにすることはできません。人によって合う合わないがある療法でもあります。興味がない方には何のメリットも発生しないかもしれません。音楽療法の本来の意味や性質を見失わないよう取り入れてください。

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