認知症の非薬物療法の基本的な考え方

非薬物療法

 認知症治療において薬物療法と非薬物療法の併用が注目されています。併用することによって、薬物療法の効果がより効果的となった報告が増えてきています。とはいっても、死んでしまった細胞を復活させるほどの薬は未だにありませんし、非薬物療法でそれが復活するとも思えません。それでも非薬物療法に意味はあります。

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非薬物療法が目指すもの

脳

 一般に脳の機能はその大半が使われないことが知られています。死んでしまった脳細胞はどうしようもありませんが、残っている使っていない細胞を目覚めさせることならできるのではないか??と考えられています。この使っていない細胞を目覚めさせることこそが、非薬物療法の目指すべきものではないかと思います。もちろん、単純に体を動かすことで身体機能を衰えさせないという意味も含まれますし、家族とのコミュニケーションを円滑にするような意味もあります。非薬物療法といえど、色々な狙いが含まれたものであるので、簡単に片付けて良いものではないと思います。

介護されるものと介護するものの壁を越える

介護に困る

 認知症になる前までは、対等の家族であったものが徐々に介護されるものと介護するものという立場に変わっていってしまいます。失敗をして叱責されたり、残念そうな顔をされたりと、介護している側が気付いていないところでも、認知症の方はいくつもの挫折感を味わってプライドを傷つけられていることが多いです。

 関係がこじれてしまったときに、アートセラピーであったり、アニマルセラピーなどをうまく取り入れた結果、認知症の方に笑顔が戻った、意欲が戻った、会話が増えたなどの報告が多く存在します。コミュニケーションが良い方向へと向かうきっかけになるとすれば、非薬物療法は最高の併用療法だと言えると思います。

但し、過大評価は禁物

 いくら非薬物療法が良いとは言っても、認知症そのものを完全に治療することはできません。また、効果がある人ない人が出てくるものでもあります。もちろん、その人に合う合わないもあります。残された脳の機能をフルに活用して、認知症の進行をある程度抑えたり、家族間に笑顔が戻ったりする程度だと思います。しかし、それこそが非薬物療法の効果であり、すごいところだと私は思います。過大評価することなく、気長に楽しむように取り入れられれば最高だと思います。

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