認知症の非薬物療法-アートセラピー(芸術療法)

美術・芸術・アート

 アートセラピーは芸術療法や美術療法、臨床美術などと呼ばれていますが、どれも基本的には同じものを指します。(絵を描かせ、その絵から心理分析をするものはアートサイコセラピーです。もちろん別物です)認知症が進むと脳の働きが低下し、立体的なものを認識することが苦手になったりするのですが、アートセラピーでは立体的なものを平面的な絵画にするので、脳を刺激するといわれています。

 一般に、アートセラピーは臨床美術士がアートプログラムに沿って創作活動を指導・進行し、作品の創作意欲や達成感、色彩感覚をよみがえらせ脳を活性化させるといわれています。認知症以外でも、一般成人のための心理療法や発育にやや遅れが見られる子供にも取り入れられるセラピーの1つでもあります。

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施設への入所も検討しておくことをオススメします。無料で相談や資料請求~見学予約までできます。条件の良いところは待機者も多いので、目星だけでもつけておくと後々助かるかと思います。

アートセラピー(芸術療法)の狙い

 上の項目でも紹介したとおり、作品の創作意欲や達成感、色彩感覚をよみがえらせ脳を活性化させるのが狙いでもありますが、もう1つの狙いがあります。アートセラピーを取り入れている施設の多くは、家族も一緒に参加するシステムを導入しています。家族と作業・話題を共有することで家族間のコミュニケーションを促進する狙いもあります。普段は介護する側とされる側という違う立場になりがちな関係ですが、アートセラピーの中では同じ土俵に立って話題を共有できます。この立場の違いを埋めることこそが介護する方にも、される方にも良いことだと考えられています。

アートセラピー(芸術療法)の実際

アートセラピー

 一般にアートセラピーは月に2~3回、1回2時間程度のものが多いと聞いています。単純に絵を描いたり、物を作ったりするものではなく、リンゴのにおいを色で表現してみて下さいといった感じで、五感をうまく使いながらの創作活動をするそうで、これが脳を活性化していくそうです。

 ちなみに日本臨床美術協会のサイトに体験者の声や体験談が紹介されています。詳しくはそちらを読んでみて下さい。(※日本臨床美術協会のサイトはこちら

※アートセラピーは絵を描いてみたい、創作してみたいという意欲的な行動からイメージする脳の力を活性化したり、家族間のコミュニケーションの手伝いをするものです。症状の進行を少しでも遅らせようとする程度のものであって、認知症を治癒させたり、元の状態にまで戻るようにすることはできません。また、人によって合う合わないがある療法でもあります。無理に絵を描かせることは何のメリットも発生しません。アートセラピーの本来の意味や性質を見失わないよう取り入れてください。

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