認知症の困った症状への対処法-不潔行為 便で遊ぶ(弄便)

介護用おむつ

 認知症の患者さん、特に介護用おむつを使用している患者さんにおいて、便を壁にすり付けたり、便で遊んだりする不潔行為をすることがあります。この行為は「弄弁(ろうべん)」と呼ばれる行為で、認知症が重くなってくるとみられます。

 弄弁は、本人の手を汚すだけでなく、部屋や家具、床なども汚してしまいますし、場合によっては口に入れて食べてしまう(異食)ようなこともあり、介護者への負担を増大させてしまいます。

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どうやって理解・対処すれば良いのか?

ポータブルトイレ

 便での不潔行為はおむつをしている患者さんに多いことから、便が気持ち悪いため自分でどうにかしようとした結果だと考えられています。認知機能の低下から介護者に訴えたりすることができず、おむつに手を入れたりして、手が汚れる。汚れた手を壁に擦り付けて汚れを取ろうとする。などという流れです。

 解決策の1つとして、トイレへと何度も誘導してあげるという方法があります。朝起きてすぐ、朝食後、10時頃、お昼前、昼食後・・・っと、ことあるごとにトイレへと誘導するのです。一見すると1日に何度も・・・手間だな・・・っと感じるのですが、弄便されることと比較するとずっと楽になるはずです。

 また、介護用のポータブルトイレなどを見えるところに設置しておくことでトイレをするという習慣をつけることができる可能性もあります。習慣さえうまく付けば、便による不快感もなくなりますので、必然的に弄便も減らせます。

良くない対応法

間違った認知症への対応方法

 弄弁行為があったからといって、叱ったりしても認知症の方はなぜ怒られているのか分かりません。怒られたこと自体はおそらくすぐに忘れてしまうので問題にはなりませんが、怒られて害した気分・感情は消えてくれないことが知られています。この残された悪い感情が他の介護場面でよくない結果に繋がることもあります。

 弄弁行為は、介護している側にとっては大変なことばかりですが、お風呂に入って気持ちよくなったね、などできるだけ前向きな言葉をかけてあげるように心がけるようにしましょう。

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