認知症の困った症状への対処法-徘徊・勝手に出て行く

徘徊・無断外出

 無断で外出してしまうことや徘徊することは、介護する側にかなりの負担がかかる困った行動です。何度も何度も徘徊を繰り返すような方は警察署で保護されていて呼び出されることもありますし、最悪のケースでは交通事故に巻き込まれる可能性もあります。認知症の方はどうして徘徊するのでしょうか??

 実は認知症の患者さんの徘徊は当初目的があって出かけたものが多いと考えられています。例えば、トイレットペーパーがないから買いに行こうと思って家を出ます。しかし、記憶障害のせいで、なぜ自分が出かけているのか分からなくなったり、今いる場所が分からなくなったりします。ある程度判断力があれば他人に聞いたりするのですが、認知症の方では判断力が低下していて、その行動が取れません。結果として、あちこち1人で歩き回ってどこかで保護されるというわけです。

 警察で行き先を聞かれたりするのですが、そもそもなぜ外出したのかを覚えていないので答えられません。結果、理由なく歩き回っていたこととなり、徘徊していたと判断されることになるのです。

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施設への入所も検討しておくことをオススメします。無料で相談や資料請求~見学予約までできます。条件の良いところは待機者も多いので、目星だけでもつけておくと後々助かるかと思います。

どうやって理解・対処すれば良いのか?

 上で紹介した徘徊のメカニズムをイメージ図にしてみると以下のような感じになります。あまりにあちこち歩き回った末、歩いていけるとは思えない距離の県まで行っていたということも報告されています。

認知症患者さんの徘徊のメカニズム

 とにかく、徘徊への対策法としては、患者さんを1人にさせないということが大切です。できる限りデイサービスを利用するなどし、多くの人と関われるようにしておくことが大切です。

 しかし、誰かがいつも付きっ切りだということはないと思います。目を離した隙にどこかに行ってしまったという話はよくある話です。さらに家庭でできる対処法をいくつか列記してみたいと思います。

センサーチャイムを玄関に取り付ける(ドアの開閉を音で知らせるもの)

 ネット通販の楽天市場やAmazonなんかで販売していますし、少し大きめのホームセンターなんかでも売っていると思います。通常は外からの防犯や来客用のものですが、この場合逆になりますね。どこにでも設置できるようなタイプのものがオススメです。

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衣服に氏名と連絡先を縫いつけておく

 衣服の本人が引き剥がさないようなところに氏名と連絡先を縫いつけておくと、もしも出て行ってしまって帰り道が分からなくなったまま誰かに発見されたとき役に立つことがあります。どこをどう歩いたのか、他県で保護されたという話も普通にあるくらいです。備えておく方が良いと思います。

GPS機能付きの携帯電話を持たせる

 軽度の認知症の方には居場所が把握できるようなGPS機能付き携帯も良いかもしれません。しかし、中等度以上の認知症になると携帯電話の使い方や、そもそも携帯電話が何なのかが分からなかったりして、音やバイブに驚いて捨ててしまったりすることもあります。こういった場合は、あまり役には立たなくなる恐れもあります。

 GPS機能のある装置、

 いくつか紹介してみましたが、これらの方法で対応できない場合や、対応しきれなくなってきたら、施設への入所をオススメします。自宅で介護しきれていないということですので、認知症の方にも介護する側にも自宅介護のメリットがありません。

良くない対応法

間違った認知症への対応方法

 出て行ってしまうからといって、外から鍵をかけて閉じ込めることは絶対にいけません。なぜ閉じ込められているのか分からないので、興奮状態になることがあります。また、一人ぼっちにされていることで不安症状が強く出てしまったりします。いずれにせよ精神状態を悪くすることを助長してしまいます。

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