脳血管性認知症とは

脳血管性認知症

 脳血管性認知症とは、脳内の血管に何かしらの障害が起こることによって引き起こされる認知症のことです。例えば、脳梗塞や脳出血(くも膜下出血)などで、脳の一部分が酸欠・栄養不足となってしまった結果引き起こされると考えられています。原因や認知症の始まりがはっきりしている分、他の認知症と比べ、対策が立てやすいのも特徴です。

 但し、脳の小さな血管にいくつもの梗塞が起こるような多発性脳梗塞(ラクナ梗塞など)では大きな発作が現れることがなかったり、無症候性のものもあったりして発症時期がはっきりしないものもあります。

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脳血管性認知症の原因となりうるもの

 直接的に脳梗塞や脳出血の発作が原因です。この脳梗塞や脳出血の原因となるもののほとんどが生活習慣病と呼ばれるものです。高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満(いわゆるメタボ)これら4つのものはまとめて死の四重奏などと呼ばれているものです。

脳血管性認知症の進行

1.発作後、落ち着くケース

血管性認知症の進行1

 脳梗塞や脳出血の発作が起こり、認知症症状が出たが、その後適切なケアや原因となった病気の対策もしっかりできた場合このように進行させずに維持することができます。血管性認知症の中で、理想的な症状の進行の仕方ともいえます。

2.発作後、少し改善するケース

血管性認知症の進行2

 脳梗塞・脳出血の発作が起こり、マヒなどが起こると日常生活の動きが制限されます。そのことによって認知症が一気に進行することがあります。しかし、その後のリハビリなどで活動が改善されると認知症症状もある程度改善されることがあります。

3.発作を繰り返し悪化していくケース

血管性認知症の進行3

 脳梗塞や脳出血の原因の対策をしなかった結果、脳梗塞や脳出血を繰り返し起こすと図のように階段を下るように症状が進行していきます。また、脳梗塞そのものの後遺症なども起こるため良い状態とはとても言えない進行の仕方です。

4.発作後、他の病気も併発し、一気に悪化するケース

血管性認知症の進行4

 脳血管障害が引き起こされた後、他の病気(例えば骨折)を併発するなどして寝たきりになり、一気に認知症症状が進行してしまったものです。進行しきってしまうと改善の見込みもなくなってしまうこともあります。

脳血管性認知症で重要なこと

血管障害

 上の項目で進行具合をざっくり紹介しましたが、とにかく脳血管における発作(梗塞)を予防することが重要です。発作(梗塞)を起こすことによって、認知症の症状も進行してしまいますし、発作(梗塞)そのものが身体機能に障害を及ぼすこともあります。とにかく1に発作の予防、2に発作の予防なのです。

 何が直接の発作の原因かは人によって異なりますが、一般に上の項目で挙げたように、高血圧、糖尿病、心疾患などを適切にコントロールすることが大切です。具体的には、生活習慣・食習慣を改める、可能であれば軽い運動をするなどし、薬物治療が始まっているのであれば、きちんと薬を服用するようにしましょう。

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