認知症の症状-中核症状の見当識障害

 見当識という言葉自体、はじめて聞く方も多いかもしれません。見当識とは、今が何年何月何日で、ここはどこか、あの人は誰なのか、など、時間や場所、人を認識する能力のことを指します。認知症になると、この見当識が障害され、季節感が分からなくなったり、迷子になったり、人間違いをしたりするようになります。

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初期の頃は何月何日何曜日が分からなくなる

カレンダー

 普通の人でも急に今日は何月何日何曜日ですか??っと問われるとすぐに答えられなかったり、間違えたりするものですが、認知症が進むと間違えるレベルが大きく変化します。だんだんと季節感も分からなくなるのです。

 これは私の祖母の話にはなるのですが、真冬に半袖のTシャツを着て部屋から出てきて『寒い寒い』と言いながら暖房をガンガンに付けていたことがありました。見当識障害が起こり季節感が分からなくなっていたので、正しい服装を選ぶことができなくなっていたわけですね。

 しかも暖房も昔ながらの灯油を入れるタイプのストーブだったので、もしかすると一酸化炭素中毒とかになっててもおかしくなかったんじゃないかと・・・今思うとゾッとしますね、汗。

知ってるはずの場所で迷子になる

認知症での迷子

 長年住んでいるはずの場所で迷子になったりするようなものも、場所の見当識障害の1つです。駅を降りて家がどっちなのか分からなくなったり、スーパーに買い物に行ったは良いが帰ってこれなくなったり、電車の乗り継ぎができなくなったりするものがそれにあたります。迷子になっているところを警察に保護され、その後に病院に行ってみたら認知症が分かったということも実際に多いです。

 また、場所の見当識障害が進むと、家の中でも場所が分からなくなったりします。よく聞く話がトイレの場所が分からなくなり、トイレに間に合わず、お漏らしをしてしまうことがこれに当たります。

人を間違える、誰か分からなくなる

人物の見当識障害

 最初の頃は人の名前を間違えたり、名前だ出てこなかったりするところから始まります。私の祖母の場合、私と私の従兄弟がごっちゃになっていたようで、どちらの名前もよく間違えていました。最初の頃は私も認知症とは思わなかったので、指摘したりしていましたが、今思うと・・・ですね、苦笑。

 また、人への見当識障害が進むと、間違えるというレベルではなく誰が誰だか分からなくなります。よく知っていたはずの人も久しぶりに会うと誰だか分からなくなったりしていきます。また、全然違う人と間違えてしまうようなこともあるので、友人関係でトラブルを起こしたりします。

 一番近くで接する人は一番長く認識を保つことができますが、最終的には誤認したり、分からなくなったりしてしまいます。自分の子供でもヘルパーさんや看護師さんと誤認したり、自分の親だと思ってしまったりしてしまうケースもあります。

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