自宅で認知症患者さんの介護をする準備と心構えについて

食事の準備

 認知症患者さんを自宅で介護するためには、いくつかの知っておくべき事柄と、コツが必要になってきます。そもそも、介護という出来事に初めて直面する方も多いはずです。経験の有無に関わらず、何の準備があるわけでもないのに、ある日突然介護生活が始まる方も多いです。

 しかも、過去に介護の経験があったとしても、認知症の介護をしたことがないのであれば、別物の介護と思っておくべきです。認知症患者さんの混乱に、介護者が振り回されてしまうということはよくある事例です。

 そうなってしまうと、当然、介護者自身が疲れてしまいます。こうなってくると、認知症患者さんにも良い影響が出るなんてことはあり得ません。認知症患者を自宅で介護するためには、普通の介護経験+認知症のことをよく知りうまく立ち回っていく力が必要になってきます。当サイトでは、そんな認知症患者さんを自宅介護するためのいくつかのコツを紹介しています。

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施設への入所も検討しておくことをオススメします。無料で相談や資料請求~見学予約までできます。条件の良いところは待機者も多いので、目星だけでもつけておくと後々助かるかと思います。

認知症を理解する上で知っておきたい9大法則と1原則

 色々な認知症関連の書籍を読んだ方や、色々な専門サイトを見てきた方はご存知かもしれませんが、当サイトでも紹介しておきたいと思います。認知症ケアの第一人者の一人、杉山孝博先生の”9大法則と1原則”と”上手な介護のための12か条”です。(※少し前の書籍では7大法則と1原則でしたが、今は9大法則1原則となっています。詳しくはこの書籍、よくわかる認知症ケアを読んでみて下さい。)

第1法則『記憶障害に関する法則』
 新しいことが覚えられず、経験したことも忘れるが、過去の記憶は残る

第2法則『症状の出現強度に関する法則』
 身近な人に対するほど、強い症状を見せる

第3法則『自己有利の法則』
 自分が不利になることは、決して認めない

第4法則『まだら症状の法則』
 「しっかり」と「おかしい」が入り混じる

第5法則『感情残像の法則』
 頭はボケても、感情だけは残る

第6法則『こだわりの法則』
 一つのことにこだわり、やめない

第7法則『作用・反作用の法則』
 対応が強いほど、反応も強くなる

第8法則『症状の了解可能性に関する法則』
 難しい症状も、認知症の人の立場で見ると分かる

第9法則『衰弱の進行に関する法則』
 認知症の人の老いは早く進む

1原則:認知症の人の世界を理解し、大切にする

上手な介護のための12か条

第1条『知は力なり、よく知ろう』
第2条『割り切り上手は、介護上手』
第3条『演技を楽しもう』
第4条『過去にこだわらないで現在を認めよう』
第5条『気負いは、負け』
第6条『囲うより開けるが勝ち』
第7条『仲間をみつけて、心軽く』
第8条『ほっと一息、気は軽く』
第9条『借りる手は、多いほど楽』
第10条『ペースは合わせるもの』
第11条『相手の立場でものを考えよう』
第12条『自分の健康管理にも気をつけて』

 介護をしている上で、行き詰ることがあったり悩むことがあれば、上で紹介した、9大法則と1原則と上手な介護のための12か条を眺めると気持ちが楽になることも多いはず。介護する側の負担は計り知れないことが多いのが実情です、無理せず、気負わず、良い意味で手抜きできるくらいがベストだと思います。

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自宅介護にツラさを感じるなら・・・

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